さて、ベッドメイクのあと、警備業、そして、つぎは清掃のアルバイトでした。
夜勤で一勤務でどうしても1万円、欲しかったのです。

で、電話して、面接して、初老の方でした。
とてもよさそうな方でした。では来てくださいと、話はすすみました。

夜勤です。
顔ぶれというか、雰囲気が面接のときと少し違います。
そして…○○の後についてやってくれ、と言われます。
この体験は随分、前でしたが思い出しても胸糞が悪い、クソです。
新宿駅近くのスポーツクラブのあるJR系のビルの清掃です。
(まあ、ここまではっきり書けば、この記事読んだ人はいかないでしょう。)

オフィスビル清掃なのに、はいっているスポーツ・クラブの夜間清掃なのです。
これがきつい。一晩中、暑い。
シャンプーやリンスの補充も、なれないうちは滑ります。
その後は、シャワールームの壁と、鏡を洗い、大浴場をブラシがけします。
ただ、体力には自身がありますので、時間さえもらえれば、大丈夫かな?とおもっていました。
ところが…、作業相手に難あり、でした。
とにかく、「何度いえばわかるんだ!」の一点張り。
メモ取る時間はなく、仕事は本当に多岐にわたります。
ほかにもたくさん、スタッフはいます。
でもみんな彼に気を使っています。
なぜでしょう?
推測ですが、みんなそのスポーツクラブの清掃に回されるのを恐れているのでしょう。
彼がいる限り、彼に押し付けることができる。だから、すき放題させている。
どうせ自分には、関係ないから。
そんな印象を受けました。


こんなクソみたいな雰囲気の職場、あると思いますか?
私は初めてでしたから、ビックリです。


3日目、午前一時、私は、「やめます」といってやめました。
こんな失礼なやめ方をしたのは人生、初めてです。
でも、アホくさかった。


あとで、書類にはんこおしてくれ!って電話をもらったのでオフィスにいきました。
面接してくれた人が、「みんな続かないんだよね。彼が原因ですか?」と。
礼儀正しく送り出してくれました。


典型的、「臭いものにはフタ」ですよね。
いまもあの職場は存在し、たいした金額にもならないのに、
あのクソ胸糞悪い雰囲気で、深夜に清掃やってるんだろうなあ…
代々木駅を使うたびに、感慨にふけります。
(おっと、あんまり場所について、特定しちゃまずいかな。)

あ、以来、スポーツクラブも嫌いになりました。